腫瘍細胞中のPD-L1発現割合(TPS)が1〜49%の人は「オプジーボ」治療に「ペグイロデカキン」の上乗せを選択しても、奏効率の向上は期待しにくい。
「オプジーボ」治療に「ペグイロデカキン」の上乗せを選択することでグレード3以上の治療関連有害事象を経験する可能性が高まる(16.7%→70.4%)。特に貧血(0%→40.7%)、倦怠感(0%→18%)、血小板減少症(0%→14.8%)のリスクが高まる。
【発表】
2020年11月6日
【試験名】
CYPRESS-2(Phase 2)
【原著】
J Thorac Oncol. 2020 Nov 6. [PubMed: 33166722]