【軟部肉腫:二次治療(PFS)】「ヴォトリエント+ゲムシタビン」vs「ドセタキセル+ゲムシタビン」

アントラサイクリン系薬剤による前治療歴のある人が次の治療を考える場合、「ヴォトリエントゲムシタビン」治療を選択しても「ドセタキセルゲムシタビン」治療と同程度の無増悪生存期間が期待できる。

グレード3以上の治療関連有害事象を「ドセタキセルゲムシタビン」治療を受けた82%の人が、「ヴォトリエントゲムシタビン」治療を受けた78%の人が経験した。「ヴォトリエントゲムシタビン」治療を受けた10%以上の人が経験したグレード3以上の治療関連有害事象は、貧血(20% vs 36%)、倦怠感(13% vs 29%)、血小板減少症(49% vs 53%)、好中球減少症(49% vs 20%)、リンパ球減少症(11% vs 13%)、高血圧(20% vs 2%)であった。

【発表】

2020年11月24日

【試験名】

Phase 2〔NCT01593748

【原著】

Cancer. 2021 ;127:894-904. [PubMed: 33231866]