【直腸がん:術前治療】「短期照射→CAPOX」vs「通常照射→カペシタビン」

手術前の補助療法を考える場合、「短期照射→CAPOX」治療を選択することで3年以内の治療不成功の可能性の低下が期待できる。

「短期照射→CAPOX」治療の主なグレード3以上の有害事象は、下痢(18% vs 9%)であった。「通常照射→カペシタビン」治療の主なグレード3以上の有害事象は、神経毒性(9%)であった。

【発表】

2020年12月7日

【試験名】

RAPIDO(Phase 3)〔NCT01558921

【原著】

Lancet Oncol. 2020 Dec 7 [PubMed: 33301740]