「シクロホスファミド」治療に「ニンテダニブ」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。「ニンテダニブ+シクロホスファミド」治療を受けた人の29.6%は半年後も増悪なく、生活できていた(vs 22.8%, p=0.57)。
「ニンテダニブ+シクロホスファミド」治療を受けた人の64%がグレード3または4の有害事象を経験した。(vs 54%, p=0.28)。「ニンテダニブ+シクロホスファミド」治療の主な有害事象は、リンパ球減少症(18.6% vs 16.4%)、下痢(13.6% vs 0%)、好中球減少症(11.9% vs 0%)、倦怠感(10.2% vs 9.1%)、嘔吐(10.2% vs 7.3%)であった。
【発表】
2020年10月16日
【試験】
Phase2〔NCT01610869〕
【原著】
Gynecol Oncol. 2020 ;159:692-698. [PubMed: 33077258]