手術前後に「FOLFIRINOXによる補助化学療法」または「ゲムシタビン＋アブラキサンによる術後補助療法」を選択しても良好な2年生存率が期待できる可能性は低い。
〔参考〕切除可能膵がんの術後補助化学療法の主な成績
- 「FOLFIRINOX」54.4ヵ月（PRODIGE 24試験）
- 「S-1」46.5ヵ月（JASPAC 01試験）
- 「ゲムシタビン」35.0ヵ月（PRODIGE 24試験）
- 「ゲムシタビン＋カペシタビン」28.0ヵ月（ESPAC-4試験）
- 「ゲムシタビン」25.5ヵ月（ESPAC-4試験）
- 「ゲムシタビン」22.5ヵ月（JASPAC 01試験）
- 「ゲムシタビン」22.1ヵ月（CONKO-001試験）
【発表】
2021年1月21日
【試験】
Phase 2〔NCT02562716〕
【原著】
JAMA Oncol . 2021 Jan 21. [PubMed: 33475684]