手術ができないStageⅢの人が化学放射線療法を考える場合、「ペメトレキセド＋シスプラチン＋胸部照射」を選択することで、 「UFT＋シスプラチン＋胸部照射」を選択した場合に比べて良好な生存期間が期待できるかもしれない。
「ペメトレキセド＋シスプラチン＋胸部照射」を受けた81.0％、「UFT＋シスプラチン＋胸部照射」を受けた76.7％の人が治療に奏効した。
「ペメトレキセド＋シスプラチン＋胸部照射」を受けた2.0％、「UFT＋シスプラチン＋胸部照射」を受けた14.0％の人が治療グレード3または4の発熱性好中球減少症を経験した。
【発表】
2021年2月
【試験名】
NJLCG1001（Phase 2）〔UMIN000003948〕
【試験実施国】
日本（宮城県立がんセンター、仙台厚生病院、岩手医科大学附属病院、北海道大学病院、弘前大学医学附属病院、東北医科薬科大学病院、東北大学病院、大曲厚生医療センター、大崎市民病院、福島県立医科大学医学部附属病院、岩手県立中央病院）
【原著】
Transl Lung Cancer Res. 2021;10:712-722. [PubMed: 33718016]
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