【局所進行頭頸部がん:化学放射線療法(2年PFS、ORR)】「化学放射線療法+バベンチオ」vs「化学放射線療法」

局所進行頭頸部扁平上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「化学放射線療法」に「バベンチオ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。

奏効率は「化学放射線療法+バベンチオ」治療を受けた人で74%、「化学放射線療法+プラセボ」治療を受けた人で75%と同程度であった。

主なグレード3以上の治療関連有害事象は、好中球減少(16% vs 15%)、粘膜炎(14% vs 13%)、嚥下障害(14% vs 14%)、貧血(12% vs 13%)であった。

【発表】

2021年4月1日

【試験名】

JAVELIN Head and Neck 100(Phase 3)〔NCT02952586

【試験実施国】

日本(名古屋大学医学部附属病院、近畿大学病院、静岡がんセンター、大阪国際がんセンター、四国がんセンター、国立がん研究センター東病院、東北大学病院、国立がん研究センター中央病院、北海道大学病院、自治医科大学附属病院、宮城県立がんセンター、愛知県がんセンター、神戸大学医学部附属病院、がん研有明病院、埼玉県立がんセンター)、米国、台湾、ギリシア、ロシア、ポルトガル、ハンガリー、フランス、スペイン、英国、中国、ポーランド、ベルギー、スイス、イスラエル、韓国、オーストラリア、イタリア、オーストラリア、ドイツ、アイルランド、カナダ

【原著】

Lancet Oncol 2021; 22: 450-62. [PMID: 33794205]