【EGFR陽性肺がん:二次治療(PFS、ORR)】「タグリッソ+化学療法」vs「タグリッソ」

LOGIK1604/NEJ032A/TAKUMI(Eur J Cancer)        

EGFR-TKI加療後に増悪を認め、増悪後の腫瘍検体よりT790Mの遺伝子変異を確認された人が次の治療を考える場合、「タグリッソ」治療に「カルボプラチンペメトレキセド」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

タグリッソカルボプラチンペメトレキセド」治療を受けた53.6%が治療に奏効した。「タグリッソ」治療の奏効率は71.4%であった。

【発表】

2021年4月1日

【試験名】

LOGIK1604/NEJ032A/TAKUMI(Phase 2)〔jRCTs071180062

【試験実施国】

日本(九州大学病院、北海道大学病院、広島大学病院、埼玉医科大学国際医療センター、宮城県立がんセンター、県立広島病院、JCHO九州病院、島根大学医学部附属病院、仙台厚生病院、大分大学医学部附属病院、北海道がんセンター)

【原著】

Eur J Cancer . 2021;149:14-22. [PubMed: 33813328]