【結腸がん:術後治療(3年DFS、5年OS)】「セレコックス+FOLFOX」vs「FOLFOX」

手術後の補助療法として、「FOLFOX」治療に「セレコックス」の上乗せを選択しても3年無病生存率、5年生存率の向上は期待しにくい。

FOLFOX」治療に「セレコックス」の上乗せを選択することで、高血圧症、クレアチニン上昇のリスクが高まる。試験では「FOLFOXセレコックス」治療を受けた人の14.6%が高血圧症(グレード1以上)を経験し(vs 10.9%, p=0.01)、1.7%がクレアチニン値上昇(グレード2以上)を経験した(vs 0.5%, p=0.01)。

【発表】

2021年4月6日

【試験名】

CALGB/SWOG 80702(Phase 3)〔NCT01150045

【原著】

JAMA. 2021;325:1277-1286. [PubMed: 33821899]

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