初めての治療を考える場合、70歳以上であっても「カルボプラチン単剤治療」ではなく、「カルボプラチン+パクリタキセル併用療法(3週ごと)」を選択した方がより長い無増悪生存期間が期待できる。独立データモニタリング委員会の勧告により、「カルボプラチン単剤治療」を受けた人で生存率を有意に悪化させると判断され、試験は中止された。
「3週ごとのカルボプラチン+パクリタキセル併用療法」の治療関連有害事象は43%の人が経験し、これは「1週ごとのカルボプラチン+パクリタキセル併用療法」や「カルボプラチン単剤治療」の58%より少なかった。
【発表】
2021年4月22日
【試験名】
EWOC-1〔NCT02001272〕(Phase 2)
【原著】
JAMA Oncol. 2021;7:853-861. [PubMed: 33885718]
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