【MET過剰発現肝細胞がん:一次治療(TTF、PFS、OS)】「テプミトコ」vs「ネクサバール」

MET過剰発現が認められた人が初めての全身療法を考える場合、「テプミトコ」治療を選択することで、「ネクサバール」治療を選択した場合を上回る治療成功期間、無増悪生存期間が期待できる。試験では無増悪生存期間が2.8ヵ月から3.2ヵ月に有意に延長した(HR = 0.59, 90% CI: 0.38–0.92, P = 0.0496)。

ネクサバール」治療を受けた人の45.5%、「テプミトコ」治療を受けた28.9%がグレード3以上の治療関連有害事象を経験した。

【発表】

2021年5月10日

【試験】

Phase1b/2〔NCT01988493

【試験参加国】

中国、韓国、台湾

【原著】

Br J Cancer . 2021 May 10. [PubMed: 33972742]