【多発性骨髄腫:二次治療(PFS)】「ダラキューロ+ポマリスト+デキサメタゾン」vs「ポマリスト+デキサメタゾン」

APOLLO(Lancet Oncol)                      

多発性骨髄腫と診断され、1ライン以上の治療歴がある人が次の治療を考える場合、「ポマリストデキサメタゾン」治療に「ダラキューロ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

ダラキューロポマリストデキサメタゾン」治療の主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少(68%  vs 51%)、貧血(17%  vs 21%)、血小板減少(17%  vs  18%)であった。

【発表】

2021年6月1日

【試験名】

APOLLO(Phase 3)〔NCT03180736

【試験参加国】

ギリシア、トルコ、イタリア、スペイン、フランス、ベルギー、ドイツ、チェコ、オランダ、セルビア、デンマーク、ポーランド

【原著】

Lancet Oncol 2021; 22: 801–12.  [PubMed: 34087126]

【さらに詳しく】

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