【トリプルネガティブ乳がん:術後治療(3年iDFS)】「プラチナ製剤」vs「カペシタビン」

術前化学療法後に1cm以上の残存病変が確認され、basal-likeサブタイプの人が術後補助化学療法を考える場合、「プラチナ製剤」を選択しても「カペシタビン」を選択した場合を上回る3年無浸潤性疾患生存率の向上は期待しにくい。

データ安全性モニタリング委員会の勧告により、プラチナ製剤の優越性および非劣性を示す結果が期待できないため、試験は早期中止された。

トリプルネガティブ乳がんの分子サブタイプは、basal-like 1(BL1:基底細胞様)、basal-like 2(BL2:基底細胞様2)、immunomodulatory(IM:免疫調節系)、mesenchymal(M:間葉系)、mesenchymal stem-like(MSL:間葉系幹細胞様)、luminal androgen receptor(LAR:管腔アンドロゲン受容体)の6種類が報告されており、basal-likeは化学療法の効果も低く、特に予後不良である。

【発表】

2021年6月6日

【試験名】

EA1131(Phase 3)〔NCT02445391

【原著】

J Clin Oncol. 2021 Jun 6.  [PMID: 34092112]

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