【肝細胞がん:一次治療(OS、PFS)】「ドナフェニブ」vs「ネクサバール」

全身治療を受けたことがない人が初めての治療を考える場合、「ドナフェニブ」治療を選択することで、「ネクサバール」治療を選択した場合より生存期間の延長が期待できる。

ドナフェニブ」治療を受けた人の4.6%が治療に奏効した(vs 2.7%, p=0.2448)。「ドナフェニブ」治療を受けた人の38%がグレード3以上の有害事象を経験し、これは「ネクサバール」治療をを受けた人の50%に比べ、有意に少なかった(p=0.0018)。

【発表】

2021年6月29日

【試験】

Phase 2/3

【試験実施国】

中国

【原著】

J Clin Oncol . 2021 Jun 29 [PubMed: 34185551]