【RET陽性甲状腺がん(ORR)】プラルセチニブ

RET阻害薬「プラルセチニブ」治療を受けた結果、RET遺伝子変異陽性の甲状腺髄様がんの未治療21名中15名(71%)、既治療55名の33名(60%)、RET融合遺伝子陽性の甲状腺がん9名の8名(89%)が治療に奏効した。

プラルセチニブ」治療の主なグレード3以上の治療関連有害事象は、高血圧(17%)、好中球減少(13%)、リンパ球減少(12%)、貧血(10%)であった。

【発表】

2021年6月9日

【試験名】

ARROW(Phase 1/2)〔NCT03037385

【原著】

Lancet Diabetes Endocrinol . 2021 Jun 9. [PubMed: 34118198]