【肺がん:一次治療】「シスプラチン 40mg/㎡ day1,8投与+ペメトレキセド」vs「シスプラチン 75mg/㎡ day1投与+ペメトレキセド」

初めての治療として「シスプラチンペメトレキセド」治療を考える場合、「シスプラチン 40mg/㎡ 1, 8日目の分割投与」を選択しても「シスプラチン 75mg/㎡ 1日目 投与」を選択した場合と変わらない奏効率が期待できる。生存期間には差がないが、「シスプラチン 75mg/㎡ 1日目 投与」を選択した場合の方が、より長い無増悪生存期間が期待できる。

グレード3以上の有害事象、血液毒性は系の有害事象はより多く、「シスプラチン 40mg/㎡ 1, 8日目の分割投与」を選択した場合、倦怠感、悪心・嘔吐は「シスプラチン 75mg/㎡ 1日目投与」を選択した場合でより多く見られた。

【発表】

2021年5月9日

【試験】

Phase 2

【試験実施国】

ドイツ

【原著】

Ther Adv Med Oncol . 2021 Mar 9. [PubMed: 34104223]