【卵巣がん:プラチナ感受性(PFS)】「腫瘍減量手術→化学療法」vs「化学療法」

プラチナ製剤を含む化学療法終了後、6ヵ月以上のプラチナ製剤休薬期間を有する人が次の治療を考える場合、化学療法(カルボプラチンパクリタキセルまたはドセタキセル)の前に「腫瘍減量手術」の施行を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

腫瘍減量手術」を受けた5%の人が30日以内にグレード3または4の手術合併症を経験した。「腫瘍減量手術」を受けた後の化学療法中に経験した主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少(17% vs 12%)、白血球減少(8% vs 5%)、貧血(6% vs 6%)であった。

【発表】

2021年3月8日

【試験名】

SOC-1(Phase 3)〔NCT01611766

【試験実施国】

中国

【原著】

Lancet Oncol . 2021;22:439-449. [PubMed: 33705695]