【EGFR野生型肺がん:二次治療(PFS、OS)】「タルセバ+ドセタキセル」vs「ドセタキセル」

EGFR遺伝子変異を有さない非扁平上皮がんと診断され、プラチナ製剤を含む治療中に増悪した人が次の治療を考える場合、「ドセタキセル」治療に「タルセバ」の上乗せを選択するすることで、無増悪生存期間、生存期間が短縮する危険性がある。本試験は登録が進まなかったため、中止された。

ドセタキセルタルセバ」治療を受けた77%(vs 26%)の人がグレード3以上の有害事象を経験した。主な有害事象は胃腸障害と白血球減少症であった。

【発表】

2021年8月4日

【試験名】

NVALT-18(Phase 3)〔NCT02775006

【試験実施国】

オランダ

【原著】

Lung Cancer . 2021;160:44-49. [PubMed: 34403911]