【慢性リンパ性白血病:三次治療】「アイクルシグ45mg→15mg」vs「アイクルシグ15mg」

2種類以上のチロシンキナーゼ阻害薬に抵抗性または不耐容、またはBCR-ABL1 T315I変異を有する人が「アイクルシグ」治療を考える場合、「45mgから治療を開始し、奏効後15mg」に減量する」のが最適である。

アイクルシグ 治療を45mgから開始した94人中5人がグレード3または4の治療関連動脈閉塞イベントを経験した。15mgから開始した94人では3人であった。
本試験の結果、PACE試験の5年間追跡結果に基づいて米国では2020年12月21日、「少なくとも2種類以上のチロシンキナーゼ阻害薬による前治療に抵抗性または不耐性を示す慢性期の慢性骨髄性白血病」について承認された。

【発表】

2021年8月18日

【試験名】

OPTIC(Phase 2)〔NCT02467270

【試験参加国】

米国、アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、チリ、チェコ、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、イタリア、ポーランド、韓国、ポルトガル、ロシア、スペイン、シンガポール、スイス、スウェーデン、台湾、英国

【原著】

Blood . 2021 Aug 18. [PubMed: 34407543]

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