【NRAS陽性悪性黒色腫:一次治療(PFS)】「ピマセルチブ」vs「ダカルバジン」

NRAS変異を有する人が初めての治療を考える場合、「MEK阻害薬 ピマセルチブ」治療を選択することで、「ダカルバジン」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。

ピマセルチブ」治療を受けた27%が奏効した(vs 14% オッズ比 2.24(95%信頼区間 1.00-4.98, p=0.0453))。

ピマセルチブ」治療の主なグレード3以上の有害事象は、CPK上昇(34%)であった。「ダカルバジン」治療の主なグレード3以上の有害事象は、好中球減少(15%)であった。

【発表】

2020年6月29日

【試験】

Phase 2〔NCT01693068

【試験参加国】

米国、オーストラリア、ベルギー、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、オランダ、ニュージーランド、南アフリカ、スウェーデン、スペイン、スイス、英国

【原著】

Cancers (Basel) . 2020;12:1727. [PubMed: 32610581]