ALK融合遺伝子陽性の人が初めての治療を考える場合、「ALK阻害薬 エンサルチニブ」治療を選択することで、「ザーコリ」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。
「エンサルチニブ」治療による重篤な有害事象(7.7% vs 6.1%)、減量(23.8% vs 19.9%)、投与中止(9.1% vs 6.8%)の頻度は、「ザーコリ」治療と同程度であった。
【発表】
2021年9月2日
【試験名】
eXalt3(Phase 3)〔NCT02767804〕
【試験参加国】
米国、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、チェコ、フランス、ドイツ、香港、イタリア、イスラエル、韓国、オランダ、ペルー、ポーランド、ロシア、スペイン、トルコ、英国
【原著】
JAMA Oncol. 2021 Sep 2. [PubMed: 34473194]