【多発性骨髄腫:維持療法(PFS)】「ダラザレックス」vs「経過観察」

CASSIOPEIA(Lancet Oncol)                    

自家造血幹細胞移植移植後100日時点で部分寛解以上だった人がさらなる治療の是非を考える場合、「ダラザレックスによる維持療法(2年間)」を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

ダラザレックス」治療の主なグレード3または4の有害事象は、リンパ球減少(4% vs 2%)、高血圧(3% vs 2%)、好中球減少(2% vs 2%)であった。

【発表】

2021年9月13日

【試験名】

CASSIOPEIA(Phase 3)〔NCT02541383

【原著】

Lancet Oncol. 2021;22:1478-90. [PubMed: 34529931]