RASかつTP53変異陽性の大腸がんと診断され、化学療法開始から16週時点に病勢の進行が認められなかった人は、 「Wee1阻害薬 アダボセルチブによる維持療法」を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。
「アダボセルチブ」治療の主なグレード3の有害事象は、下痢(9%)、悪心(5%)、好中球減少(7%)である。
【発表】
2021年9月18日
【試験名】
FOCUS4-C(Phase 2)
【原著】
J Clin Oncol. 2021 Sep 18. [PubMed: 34538072]