去勢抵抗性前立腺がんと診断された男性が次の治療を考える場合、「アーリーダ+ザイティガ+プレドニゾン」治療を選択しても「ゾラデックス+ザイティガ+プレドニゾン」治療を上回るPSA低下効果(0.2 ng/mL以下の割合)は期待にしにくい。
「ゾラデックス+ザイティガ+プレドニゾン」治療を受けた全員が、PSAが80%以上低下し、「アーリーダ」単剤治療を受けた人男性は90.0%、「アーリーダ+ザイティガ+プレドニゾン」治療を受けた男性では97.4%であった。
「ゾラデックス+ザイティガ+プレドニゾン」治療を受けた31.0%、「アーリーダ」単剤治療を受けた21.4%、「アーリーダ+ザイティガ+プレドニゾン」治療を受けた36.4%の男性がグレード3または4の有害事象を経験した。
【発表】
2021年10月13日
【試験名】
LACOG 0415(Phase 2)〔NCT02867020〕
【試験実施国】
ブラジル
【原著】
Eur J Cancer. 2021 ;158:63-71. [PubMed: 34655838]