【Ⅲ期肺がん:化学放射線療法(OS)】「ペメトレキセド+シスプラチン」vs「エトポシド+シスプラチン」

切除不能なⅢAまたはB期非扁平上皮非小細胞肺がんと診断された人が化学放射線療法を考える場合、「ペメトレキセド」を含む治療を選択しても、「エトポシド」を含む治療を選択した場合を上回る生存期間は期待しにくい。

しかし、「ペメトレキセド」を含む治療を選択した人ではグレード3または4の治療関連有害事象を経験するリスクが下がる(64.4% vs 76.8% p=0.001)。特に好中球減少症(24.4% vs 44.5% p<0.001)。

【発表】

2016年1月25日

【試験名】

PROCLAIM(Phase 3)〔NCT00686959

【原著】

J Clin Oncol. 2016;34:953-62. [PubMed: 26811519]