【乳がん:二次治療(PFS)】「アバスチン+カペシタビン」vs「カペシタビン」

AVF 2119g(JCO)                         

転移性乳がんと診断され、アントラサイクリン系製剤およびタキサン製剤を含む化学療法を受けたことがある女性が次の治療を考える場合、「カペシタビン」治療に「アバスチン」の上乗せを選択しても、無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

グレード3または4の高血圧は「アバスチン」追加によって0.5%から17.9%に増加。下痢、手足症候群、血栓塞栓症イベント、重篤な出血は「アバスチン」追加によって増えることはなかった。

【発表】

2005年2月1日

【試験】

AVF 2119g(Phase 3)

【原著】

J Clin Oncol. 2005;23:792-9. [PubMed:15681523]