Stage Ⅱ-Ⅲの閉経前の乳がんの人は、手術を受けた後「CMF(シクロフォスファミド、メトトレキサート、5-FU )」レジメン終了後に「リンパ節照射」を選択することで、10年生存率の向上が期待できる。
試験では「CMF」レジメン終了後に「リンパ節照射」を追加することで、10年生存率が45%から54%に向上(P<0.001)。
局所再発率は「リンパ節照射」を追加することで、32%から9%に抑制(P<0.001)。
10年無症候生存率は「リンパ節照射」を追加することで、34%から48%に向上(P<0.001)。
【発表】
1997年10月2日
【試験名】
82b
【原著】
N Engl J Med. 1997;337:949-55. [PubMed:9395428]
【さらに詳しく】