【ジオトリフ既治療肺がん:四次治療】「ジオトリフ+パクリタキセル」vs「担当医が選択する単剤化学療法」

ジオトリフ」によって12週間以上病勢をコントロールできた後、進行した場合、「ジオトリフ」治療の継続を指定することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

試験では「ジオトリフ」を継続することで無増悪生存期間が2.8ヵ月から5.6ヵ月延長(p=0.003)。生存期間は「ジオトリフパクリタキセル」治療を受けた人も、化学療法単剤治療を受けた人も12.2ヵ月であった。

ジオトリフパクリタキセル」治療を受けた48.5%の人にグレード3以上の有害事象が現れた(単剤化学療法では30.0%)。

【発表】

2015年12月8日

【試験名】

LUX-Lung 5(Phase 3)〔NCT01085136

【原著】

Ann Oncol. 2016;27:417-423. [PubMed: 26646759]