HER2陰性の人が初めての治療を考える場合、「パクリタキセル」治療に「アバスチン」の追加を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。
試験では「パクリタキセル」治療に「アバスチン」を追加することで、無増悪生存期間が8.8ヵ月から11.0ヵ月まで延長(p=0.0038)。
「アバスチン」を追加することで、出血、好中球減少症、高血圧を経験するリスクが高まる。
【発表】
2016年11月4日
【試験名】
MERiDiAN(Phase 3)〔NCT01663727〕
【原著】
Eur J Cancer. 2017 ;70:146-155 [PubMed:27817944]