【TP53陽性再発卵巣がん:プラチナ抵抗性】「アダボセルチブ+カルボプラチン」

プラチナ製剤の効果がみられなかった人でも、TP53変異陽性の人はWEE1阻害薬「 アダボセルチブ」+「カルボプラチン」併用治療を受けることで、腫瘍の縮小が期待できる。

試験では「 アダボセルチブカルボプラチン」併用治療を受けた人の43%で奏効した。無増悪生存期間は5.3ヵ月、生存期間は12.6ヵ月であった。

主なグレード3または4の有害事象は、血小板減少症 (48%)、好中球減少症 (37%)。

【発表】

2016年10月28日

【試験】

Phase 2〔NCT01164995

【原著】

J Clin Oncol. 2016 ;34:4354-4361. [PubMed:27998224]