【胃がん:一次治療(OS)】「S-1」vs「5-FU」

JCOG9912(Lancet Oncol)                    

遠隔転移を有する胃がんと診断された人が初めての化学療法を考える場合、「S-1」治療を選択することで「5-FU」治療を選択した場合を劣らない生存期間が期待でき、上回る無増悪生存期間が期待できる。「イリノテカンシスプラチン」治療を選択しても「5-FU」治療を選択した場合を上回る生存期間が期待しにくい。

2年生存率は「5-FU」治療を選択した場合、14%だが、「イリノテカンシスプラチン」治療を選択した場合、18%、「S-1」治療を選択した場合21%が期待できる。

【発表】

2009年10月7日

【試験名】

JCOG9912(Phase 3)〔NCT00142350

【原著】

Lancet Oncol. 2009;10:1063-9. [PubMed: 19818685]

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