【腎細胞がん:一次治療(OS)】「スーテント」vs「インターフェロンα」

遠隔転移を有する腎細胞がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「スーテント」治療を選択することで「インターフェロンα」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できても、上回る生存期間は期待しにくい。

スーテント」治療を受けた人の47%が治療に奏効し、「インターフェロンα」治療を受けた人の12%に比べ、有意に高かった(P < 0.001)。「スーテント」治療の主なグレード3の有害事象は、高血圧(12%)、疲労(11%)、下痢(9%)、手足症候群(9%)である。

【発表】

2009年6月1日

【試験】

A6181034(Phase 3)〔NCT00098657NCT00083889

【原著】

J Clin Oncol. 2009 ;27:3584-90. [PubMed: 19487381]

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