【肺がん:二次治療(OS)】「アカスンリマブ+キイトルーダ」vs「ドセタキセル」

ABBIL1TY NSCLC-06                       

PD-L1陽性の転移性非小細胞肺がんと診断され、抗PD-(L)1抗体、プラチナ製剤を含む化学療法歴を有する人が次の治療を考える場合、「PD-L1x4-1BB二重特異性抗体アカスンリマブキイトルーダ」治療を選択することで「ドセタキセル」治療を選択した場合を上回る生存期間が期待できるか検証中である。

【試験開始日】

2024年11月1日

【試験終了予定日】

2028年1月3日

【試験名】

ABBIL1TY NSCLC-06(Phase 3)〔NCT06635824jRCT2051240178

【試験参加国】

日本(神奈川県立がんセンター、がん研究会有明病院、宮城県立がんセンター、岡山大学病院、大阪医科薬科大学病院、近畿大学病院、広島大学病院、国立がん研究センター中央病院、日本医科大学付属病院、愛知県がんセンター、関西医科大学附属病院、名古屋医療センター、四国がんセンター、九州がんセンター、大阪国際がんセンター、倉敷中央病院、北海道がんセンター、久留米大学医学部附属病院、韓国、台湾、米国、カナダ、アルゼンチン、チリ、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、クロアチア、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、オランダ、ポーランド、スペイン、トルコ、エストニア、ポルトガル、英国

 

【今日の標準治療】

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