
AMPLIFY(NEJM)
17p欠損およびTP53変異を有さない慢性リンパ性白血病と診断された人が初めての治療を考える場合、「カルケンス+ベネクレクスタ」治療を選択することで、「化学免疫療法(フルダラ+シクロホスファミド+リツキサン、またはトレアキシン+リツキサン)」治療を選択した場合を上回る3年無増悪生存率が期待できる。
【発表】
2025年2月5日
【試験名】
AMPLIFY(Phase 3)〔NCT03836261〕
【試験参加国】
米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ブラジル、ブルガリア、カナダ、中国、チェコ、デンマーク、フランス、ドイツ、ハンガリー、イスラエル、イタリア、韓国、オランダ、ポーランド、ロシア、サウジアラビア、スロバキア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、台湾、トルコ、英国
【原著】
N Engl J Med. 2025 ;392:748-762. [PubMed: 39976417]
【さらに詳しく】
- 未治療の慢性リンパ性白血病に対するアカラブルチニブ固定期間併用療法〔NEJM日本語アブストラクト〕
- 未治療CLLへの固定期間のアカラブルチニブ併用療法、PFSを改善/NEJM〔ケアネット〕
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