【再発卵巣がん:プラチナ抵抗性(PFS)】「アパチニブ+ドキシル」vs「ドキシル」

卵巣がんと診断され、プラチナ製剤を含む化学療法終了後6ヵ月以内に再発したまたは治療中に病勢が進行した女性が次の治療を考える場合、「ドキシル」治療に「アパチニブ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

アパチニブドキシル」治療の主なグレード3以上の治療関連有害事象は、好中球減少、高血圧、白血球減少。試験の結果に基づくと、「アパチニブ」の上乗せによって、好中球減少が8.3%から14.9%に、高血圧が0から8.1%に、白血球減少が4.2%から6.8%に増加する。

【発表】

2022年6月30日

【試験名】

APPROVE(Phase 2)〔NCT04348032

【試験実施国】

中国

【原著】

JAMA Oncol. 2022 ;8:1169-1176. [PubMed: 35771546]