日本人であっても遠隔転移が認められた前立腺がんの人が初めての治療を考える場合、「アンドロゲン除去療法」に「イクスタンジ」の上乗せを選択することで、画像上の無増悪生存期間の延長が期待できる。
「アンドロゲン除去療法+イクスタンジ」治療を受けた47%、「アンドロゲン除去療法+プラセボ」治療を受けた25%の人がグレード3以上の有害事象を経験した。日本人では、鼻咽頭炎、高血圧、肝機能異常を経験した人が多かった。
【発表】
2021年5月6日
【試験名】
ARCHES(Phase 3)〔NCT02677896〕
【原著】
Int J Urol. 2021 ;28:765-773. [PubMed: 33955599]
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