【卵巣がん:維持療法(PFS2)】「ルカパリブ」vs「経過観察」

ARIEL3(Lancet Oncol)                      

プラチナ感受性の人は、プラチナ製剤で奏効が得られた後に「PARP阻害薬ルカパリブによる維持療法」を選択することで化学療法休薬期間、PFS2の延長が期待できる。

ルカパリブ」治療の主なグレード3以上の治療関連有害事象は貧血であり、「ルカパリブ」治療を受けた人の22%でグレード3以上の貧血を経験した(vs 1%)。

【発表】

2020年5月1日

【試験名】

ARIEL3(Phase 3)〔NCT01968213

【試験参加国】

米国、オーストラリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、ニュージーランド、スペイン、英国

【原著】

Lancet Oncol. 2020;21:710-722. [PubMed: 32359490]

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