ARTO(Lancet Oncol)
3個以下の転移を有する去勢抵抗性前立腺がんと診断された男性が初めての去勢抵抗性前立腺がんの治療を考える場合、「ザイティガ+プレドニゾン」治療に加えて「全ての転移巣に対する体幹部定位放射線治療」を選択することで、無増悪生存期間、生存期間の延長が期待できる。
本試験の結果は、オリゴ転移性の去勢抵抗性前立腺がんに対して、アンドロゲン受容体経路阻害薬に加えて体幹部定位放射線治療を利用する治療戦略を強力に支持するものであり、今後のPhase 3試験でのさらなる検証を正当化する。また、体幹部定位放射線治療を追加してもグレード3以上の有害事象の有意な増加は認められず、極めて忍容性の高い安全な治療法であることが示されたため、臨床現場での有力な選択肢となることが期待される。
【発表】
2026年7月1日
【試験名】
ARTO(Phase 2)〔NCT03449719〕
【試験参加国】
イタリア
【原著】
Lancet Oncol. 2026 ;27 :830-838. [PubMed:42372744]