ASAC(Lancet Gastroenterol Hepatol)
治癒切除可能な肝転移を有する大腸がんと診断された人が術後補助療法を考える場合、「アスピリン」治療を選択しても無病生存期間の改善は期待できず、むしろ生存期間を悪化させる。
大腸がん肝転移の治癒切除後に対し、再発予防目的での「術後補助アスピリンの常用投与を行ってはならない」という明確かつ重要な臨床的結論を提示した。アスピリンの抗腫瘍効果・再発予防効果は病期や病態によって異なる可能性が示され、安易なアスピリン投与に強い警鐘を鳴らすエビデンスとなった。
【発表】
2026年9月23日
【試験名】
ASAC(Phase 3)〔NCT03326791〕
【試験実施国】
スウェーデン、ノルウェー、デンマーク
【原著】
Lancet Gastroenterol Hepatol. 2026 Sep 23. [PubMed: 42777749]