ASPECCT(Eur J Cancer)
KRAS遺伝子野生型の転移性大腸がんと診断され、フッ化ピリミジン系薬剤、オキサリプラチン、イリノテカンを含む化学療法歴を有する人が次の治療を考える場合、「ベクティビックス」治療を選択しても「アービタックス」治療を選択した場合に劣らない生存期間が期待できる。
いずれの治療とも皮膚障害、低マグネシウム血症を経験した人は、より長く生存していた。
【発表】
2016年10月4日
【試験名】
ASPECCT(Phase 3)〔NCT01001377〕
【試験参加国】
米国、オーストラリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、中国、チェコ、フランス、香港、インド、イスラエル、イタリア、韓国、ラトビア、リトアニア、マレーシア、オランダ、ペルー、フィリピン、ポーランド、ルーマニア、ロシア、セルビア、シンガポール、スロバキア、南アフリカ、スウェーデン、台湾、英国
【原著】
Eur J Cancer. 2016;68:51-59. [PubMed:27716478]
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