
AtezoTRIBE(Lancet Oncol)
転移性大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「FOLFOXIRI+アバスチン」治療に「テセントリク」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。
「FOLFOXIRI+アバスチン+テセントリク」治療の主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少症(42% vs 36%)、下痢(15% vs 13%)、発熱性好中球減少症(10% vs 10%)。
【発表】
2022年5月27日
【試験名】
AtezoTRIBE(Phase 2)〔NCT03721653〕
【試験実施国】
イタリア
【原著】
Lancet Oncol. 2022 ;23:876-887. [PubMed: 35636444]
【さらに詳しく】
- 切除不能転移大腸がん1次治療、FOLFOXIRI+ベバシズマブへのアテゾリズマブ上乗せ(AtezoTRIBE)〔ケアネット〕
- FOLFOXIRI+ベバシズマブ+アテゾリズマブによる1次治療は転移性大腸癌のPFSを有意に延長【ESMO 2021】〔日経メディカル〕
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