【レジメン図鑑】オータイロ(ROS1陽性肺がん)

オータイロ(一般名:レポトレクチニブ)」は、2024年11月20日に発売されたROS1/TRK/ALKチロシンキナーゼ阻害薬。「オータイロ」は、ROS1融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんに対して、2023年10月25日に承認申請され、2024年9月24日に承認された。この承認は、Phase 1/2試験『TRIDENT-1試験』の結果に基づく。

【承認日】

2024年9月24日

【効能及び効果】

ROS1融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌

【さらに詳しく】

 

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【トライアル図鑑】TRIDENT-1(ROS1陽性肺がん)
【試験名】 TRIDENT-1(Phase 1/2)〔NCT03093116/jRCT2011210009〕 【試験開始日】 2021年5月18日 【試験終了予定日】 2023年12月12日 【試験参加国】 日本(愛媛大学医学部附属病院、北海道大学病院、神奈川県立がんセンター、大 ...
【ROS1陽性肺がん:一次治療(ORR)】オータイロ
TRIDENT-1(NEJM)                        ROS1融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんと診断された71名が初めてのROS1 TKI治療として「オータイロ」治療を受けた結果、79%の人が治療に奏効し、奏効が34.1ヵ月持続した。 【発表】 2024年1 ...
【ROS1陽性肺がん:二次治療(ORR)】オータイロ
TRIDENT-1(NEJM)                        ROS1融合遺伝子陽性の非小細胞肺がんと診断され、 ROS1 TKI治療を受けたことがあるが、化学療法はまだ受けていない56名が「ROS1 TKI オータイロ」治療を受けた結果、38%の人が治療に奏効し ...

 

【今日の標準治療】

【標準治療】ROS1融合遺伝子陽性非小細胞肺がん
ROS1融合遺伝子陽性のⅣ期非小細胞肺がんに対して、「ザーコリ単剤治療」、「ロズリートレク単剤治療」、「オータイロ単剤治療」のいずれかを行うよう推奨されている。 ...