【小細胞肺がん:二次治療(ORR)】「セラーラセルチブ+リムパーザ」vs「アダボセルチブ+カルボプラチン」

BALTIC(Clin Cancer Res)                       

進展型小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤を含む化学療法の効果が認められなくなった人が次の治療を考える場合、「イミフィンジイジュド」併用療法、「Wee1阻害薬アダボセルチブ+化学療法」併用療法、「ATR阻害薬セラーラセルチブリムパーザ」併用療法を選択しても腫瘍縮小効果はほとんど期待できない。

【発表】

2024年7月17日

【試験名】

BALTIC(Phase 2)〔NCT02937818

【試験参加国】

ドイツ、ハンガリー、ポーランド、スペイン、ウクライナ

【原著】

Clin Cancer Res. 2024 Jul 17. [PubMed: 39017667]

 

今日の標準治療

【標準治療】再発小細胞肺がん
再発小細胞肺がんに対して、「トポテカン」単剤治療、「アムルビシン」単剤治療、「シスプラチン+エトポシド+イリノテカン」療法、「カルボプラチン+エトポシド」療法が強く推奨されている。 2. 国内で現在開発中の治療 ...