Beamion LUNG-1（NEJM）
HER2チロシンキナーゼドメイン（TKD）変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤併用化学療法を受けたことがある75名が「HER2チロシンキナーゼ阻害薬ゾンゲルチニブ120mg/日」治療を受けた結果、53名（71%）の人が治療に奏効し、14.1ヵ月奏効が持続した。
【発表】
2025年4月28日
【試験名】
Beamion LUNG-1（Phase 1a）〔NCT04886804/jRCT2031210165〕
【試験参加国】
日本（国立がん研究センター東病院、広島大学病院、近畿大学病院、大阪国際がんセンター、浜松医科大学、国立がん研究センター中央病院）、米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、中国、フランス、ドイツ、香港、イスラエル、イタリア、韓国、オランダ、ポルトガル、シンガポール、スペインスウェーデン、英国
【原著】
N Engl J Med. 2025 Apr 28. [PubMed: 40293180]
【さらに詳しく】
- 既治療のHER2変異陽性NSCLC、zongertinibは有益／NEJM〔ケアネット〕
- HER2遺伝子変異陽性の既治療進行非小細胞癌に可逆的チロシンキナーゼ阻害薬zongertinibは持続的な効果を示す【AACR 2025】〔日経メディカル〕
【こちらの図鑑も合わせて見る】
Beamion LUNG-1（NEJM） HER2チロシンキナーゼドメイン（TKD）変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤併用化学療法を受けたことがある75名が「HER2チロシンキナーゼ阻害薬ゾンゲルチニブ120mg/日」治療を ...
Beamion LUNG-1（NEJM） HER2チロシンキナーゼドメイン（TKD）変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤併用化学療法、エンハーツ治療を受けたことがある22名が「HER2チロシンキナーゼ阻害薬ゾンゲルチニブ120 ...
Beamion LUNG-1（JCO） HER2遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤併用化学療法を受けたことがある54名が「HER2チロシンキナーゼ阻害薬ゾンゲルチニブ」治療を受けた結果、19名（35.2%）の人が治療 ...
【今日の標準治療】
二次治療以降でHER2遺伝子変異陽性のⅣ期非小細胞肺がんに対して、「エンハーツ」単剤治療が強く推奨されている。 国内で現在開発中の治療（一次治療） 国内で現在開発中の治療（二次治療） ...
|