【CD30陽性全身性未分化大細胞リンパ腫:二次治療】アドセトリス

CD30陽性の全身性未分化大細胞リンパ腫と診断され、何らかの治療に難治または再発した58名が「アドセトリス」治療を受けた結果、86%の人が治療に奏効し、奏効が12.6ヵ月持続した。

【発表】

2012年6 月20日

【試験】

Phase 2〔NCT00866047

【試験参加国】

米国、ベルギー、カナダ、フランス、英国

【原著】

J Clin Oncol. 2012 ;30:2190-6. [PubMed: 22614995]

【添付文書における表記】

再発又は難治性のCD30陽性の全身性未分化大細胞リンパ腫患者(皮膚に限局した皮膚原発性未分化大細胞リンパ腫患者を除く)58例を対象に、本剤1.8mg/kgを投与した。本剤は3週間に1回を1サイクルとし、中止基準に該当しない限り最大16サイクルまで投与した。

副作用発現頻度は、91%(53/58例)であった。主な副作用は、末梢性感覚ニューロパチー41%(24例)、悪心26%(15例)及び疲労22%(13例)であった。