CD30陽性のホジキンリンパ腫と診断され、自家造血幹細胞移植後に再発した102名が「アドセトリス」治療を受けた結果、75%の人が治療に奏効し、奏効が6.7ヵ月持続した。
【発表】
2012年6月20日
【試験】
Phase 2〔NCT00848926〕
【試験参加国】
米国、ベルギー、カナダ、フランス、イタリア
【原著】
J Clin Oncol. 2012 ;30:2183-9. [PubMed: 22454421]
【添付文書における表記】
再発又は難治性のCD30陽性のホジキンリンパ腫患者(自家造血幹細胞移植後)102例を対象に、本剤1.8mg/kgを投与した。本剤は3週間に1回を1サイクルとし、中止基準に該当しない限り最大16サイクルまで投与した。有効性は下表のとおりであった。
副作用発現頻度は、91%(93/102例)であった。主な副作用は、末梢性感覚ニューロパチー42%(43例)、悪心35%(36例)及び疲労34%(35例)であった。