【CD30陽性末梢性T細胞リンパ腫:二次治療】アドセトリス

CD30陽性の末梢性T細胞リンパ腫と診断され、何らかの治療に難治または再発した35名が「アドセトリス」治療を受けた結果、41%の人が治療に奏効し、奏効が7.6ヵ月持続した。

再発または難治性のCD30陽性の血管免疫芽球性T細胞リンパ腫13名における奏効率は54%、奏効期間は5.5ヵ月であった。

再発または難治性のCD30陽性の非特定末梢性T細胞リンパ腫21名における奏効率は33%、奏効期間は7.6ヵ月であった。

【発表】

2014年3月15日

【試験】

Phase 2〔NCT01421667

【試験参加国】

米国、カナダ

【原著】

Blood. 2014 ;123:3095-100. [PubMed: 24652992]

【添付文書における表記】

再発又は難治性のCD30陽性の末梢性T細胞リンパ腫患者35例を対象に、本剤1.8mg/kgを投与した。本剤は3週間に1回を1サイクルとし、中止基準に該当しない限り投与した。

副作用発現頻度は、80%(28/35例)であった。主な副作用は、末梢性感覚ニューロパチー37%(13例)、疲労20%(7例)であった。