【乳がん】「アブラキサン」vs「パクリタキセル」

CA012-0(JCO)                          

転移性乳がんと診断された女性がパクリタキセル治療を考える場合、「アブラキサン(「アルブミン懸濁型パクリタキセル注射剤)」治療を選択することで「パクリタキセル」治療を選択した場合を上回る奏効率と生存期間が期待できる。

進行までの期間(主要評価項目)は、「アブラキサン」治療が5.3ヵ月であり、「パクリタキセル」治療の3.9ヵ月を上回った(p=0.006)。「アブラキサン」治療の奏効率は33%と「パクリタキセル」治療の19%を有意に上回った(p<0.001)。

【発表】

2005年9月19日

【試験名】

CA012-0(Phase 3)

【原著】

J Clin Oncol. 2005 ;23:7794-803. [PubMed: 16172456]

【さらに詳しく】

【こちらの図鑑も合わせて見る】

【乳がん】「アブラキサン」vs「パクリタキセル」
CA012-0(JCO)                           転移性乳がんと診断された女性がパクリタキセル治療を考える場合、「アブラキサン(「アルブミン懸濁型パクリタキセル注射剤)」治療を選択することで「パクリタキセル」治療を選択した場合を上回る奏効率と生存期間が ...
【乳がん:一次化学療法】「アブラキサン」vs「パクリタキセル」
CA012-0                               転移性乳がんと診断された女性が初めての化学療法を考える場合、「アブラキサンン」治療を選択することで「パクリタキセル」治療を選択した場合を上回る奏効率が期待できる。 「アブラキサン」治療の奏効率は42.3% ...
【乳がん:二次化学療法】「アブラキサン」vs「パクリタキセル」
CA012-0(JCO)                           転移性乳がんと診断され、化学療法を受けたことがある女性が次の化学療法を考える場合、「アブラキサン(「アルブミン懸濁型パクリタキセル注射剤)」治療を選択することで「パクリタキセル」治療を選択した場合を上回 ...