【急性骨髄性白血病:地固め療法】「大量シタラビン」vs「シタラビン」

60歳以下で急性骨髄性白血病と新たに診断された人が寛解導入療法後の地固め療法を考える場合、「大量シタラビン(3g/㎡)」を選択することで「100mg/㎡」を選択した場合を上回る4年無病生存率が期待できる。

一方、60歳以上でで急性骨髄性白血病と新たに診断された人が寛解導入療法後の地固め療法を考える場合、「大量シタラビン」を選択しても4年無病生存率は16%以下と他の用量を選択した場合と差がなかった。

【発表】

1994年10月6日

【試験名】

CALGB8525

【原著】

N Engl J Med. 1994;331:896-903. [PubMed: 8078551]