【肺がん:一次治療(PFS)】「カムレリズマブ+化学療法」vs「化学療法」

CameL(Lancet Respir Med)                    

EGFR遺伝子変異およびALK遺伝子融合を有さない非扁平上皮非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「カルボプラチンペメトレキセド」に「抗PD-1抗体(カムレリズマブ)」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

カルボプラチンペメトレキセドカムレリズマブ」治療の主なグレード3以上の治療関連有害事象は、好中球減少症(38% vs 30%)、白血球減少症(20% vs 14%)、貧血(19%  vs 11%)、血小板減少症(17% vs 12%)であった。

【発表】

2020年12月18日

【試験名】

CameL(Phase 3)〔NCT03134872

【試験実施国】

中国

【原著】

Lancet Respir Med. 2021 ;9:305-314. [PubMed: 33347829]

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【標準治療】ドライバー遺伝子変異陰性肺がん
1. PD-L1 TPS 50%以上の非小細胞肺がん 2. PD-L1 TPS 1〜49%の非小細胞肺がん 3. PD-L1 TPS 1%未満の非小細胞肺がん ...